ブラタモリSP東京駅 7/20(1)覆輪目地と目あらしのレンガ

2015年7月20日(月・祝)放送「ブラタモリ スペシャル」


ブラタモリ スペシャル 東京駅〜巨大地下空間は歴史の生き証人!?〜


今回のブラタモリSPは、東京駅の赤レンガ駅舎前から番組がスタートしました。




タモリさんいわく、海の日といえば東京駅、だそうです。

理由は、東京丸の内は6000年前は海であり、皇居のお堀は海の名残とも言えるとのこと。



そこで最初の案内人の登場。
東京ステーションギャラリー学芸員の半澤紀恵さん。

レンガの目地の模様が描かれた半被を来てお出迎えです。




覆輪目地



以前、2010年10月14日放送のブラタモリ「丸の内」内で、「覆輪(ふくりん)目地」が話題になりました。

覆輪目地とは、目地の部分が盛り上がっているのが特徴です。

現在日本でこの目地を作れる職人がほとんどいないということでした。


その覆輪目地、今回の東京駅復元によって覆輪目地も復元されたのだそうです。






東京駅内の美術館 目あらしのレンガ


タモリさんたちはまず東京駅の中にある美術館に案内されます。

100年前の煉瓦の壁を利用して展示されています。


このレンガの壁は「目あらし」というわざと傷をつけた状態のレンガになっています。

こうすることで漆喰がつきやすくなるようにしているのです。

以前は一面に漆喰が塗られていましたが、復元の際に漆喰を剥がしたのだそうです。


目あらしレンガの一部には「熊さん江」と書かれた文字。

漆喰を塗って隠れてしまうことを知りながら、文字を書き残しておこうという当時の職人さんの気持ちが現れています。





タモテバコのお題


レンガ見学が先になり出ていなかったタモテバコのお題。

再び外に出てきたところで出てきました。


『東京駅の巨大地下空間は歴史の生き証人!?』


そんなわけで、地下空間をブラブラするブラタモリスペシャルの始まりです。



関連記事


posted by しょう at 13:44 | 東京都・東京駅

#58 浦安 〜なぜ浦安は“夢と魔法の町”になった?〜(2017年1月7日放送)

#59 さぬきうどん 〜なぜ“さぬきうどん”は名物になった?〜(2017年1月14日放送)

#60 こんぴらさん 〜人はなぜ“こんぴらさん”を目指す?〜(2017年1月21日放送)

#61 水戸 〜水戸黄門は なぜ人気があるのか?〜(2017年1月28日放送)

#62 別府温泉 〜別府はなぜ 日本一の温泉に?〜(2017年2月4日放送)

#63 別府 〜巨大温泉都市・別府はどうできた?〜(2017年2月11日放送)

#64 神戸の港 〜神戸はなぜ1300年も良港なのか?〜(2017年2月18日放送)

#65 神戸の街 〜神戸はなぜハイカラなのか?〜(2017年2月25日放送)

#66 奄美大島 〜自然をいかした 奄美の“宝”とは?〜(2017年3月4日放送)

#67 奄美の森 〜なぜ奄美は 生き物の楽園!?〜(2017年3月25日放送)

#68 奄美の海 〜なぜ奄美は 生き物の楽園!?〜(2017年4月1日放送)

#69 京都・清水寺 〜人はなぜ清水を目指す?〜(2017年4月8日放送)

#70 京都・祇園 〜日本一の花街・祇園はどうできた?〜(2017年4月15日放送)