ブラタモリ#13 仙台 7/18(2)杜の都の武家屋敷に植えた木の種類

2015年7月18日(土)放送、第4シリーズ第13回。

#13 仙台 「杜」と「都」 〜“杜の都”の秘密とは?〜


石垣伝いに歩いてきたタモリさんたちが入っていったのは仙台簡易裁判所。

この中に残されている痕跡とは…



裁判所に残る杜の都の痕跡


入ってすぐのところに樹齢200年の木「シラカシ」が立っています。

その奥には樹齢250年の「エドヒガンザクラ」。

そのとなりには樹齢300年の「コウヤマキ」。

江戸時代の武家屋敷に植えられていた木々が今も残っているんですね。


江戸時代の地図を見ると、街全体に緑があるのが分かります。

現在の裁判所の位置は地図上のタモリさんマークがあるところ。

まさに杜の都ですね。


このほとんどが武家屋敷だったとのことで、まさしく武士の町。

城下町の武家屋敷が占める割合は7〜8割もありました。

江戸の武家屋敷は5割ほどだったといいますから、いかに武家屋敷の割合が多かったかが分かります。




武士が多い理由 杜の都の木の種類


伊達政宗の領地は最大で120万石でしたが、戦によって江戸時代には62万石に減らされていました。

しかし伊達政宗は武士をリストラしなかったので武士の数が多かったということです。


とはいえ武士だけではお金を増やすことが出来ません。

そこで伊達政宗は武士たちに、庭に木を植えるようアドバイスしました。


武家屋敷に植えられた木を調査した一覧表。

そこには「リンゴ」「あんず」「くり」「柿」など様々あることが分かります。
「ザクロ」もあったそうです。

さらに、生け垣にお茶の木、建材にもなる杉や松も植えました。

「杜の都」の森は伊達政宗による実用本位の政策の一環だったんですね。




お屋敷に残る杜の都




個人のお屋敷の中に杜の都の痕跡が残っているということで、タモリさんたちが訪問。

ものすごい巨大な邸宅です。



タモリさんは庭に置かれた甌穴(おうけつ)に興味津々(笑)





庭には樹齢1000年の木が立っていました。

伊達政宗が雨宿りをしたといういわれがあるそうです。

個人宅に樹齢1000年の木というのはスゴイですね。


またその木の傍らには防空壕も残っていました。


空襲の時は60人が避難したのだそうです。


戦争中に空襲を受けた仙台は一面焼け野原になってしまい、もともとあった杜の都は無くなってしまいました。

しかし伊達政宗の意思を継いだ仙台市民が木を植え、現在の「杜の都」を復活させたんですね。



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posted by しょう at 16:37 | 宮城県

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