#11 奈良の宝 〜観光地・奈良はどう守られた?〜
鹿寄せを見た後、タモリさんたちは東大寺の南大門へ向かいました。
南大門
天平創建時の南大門は、平安時代に大風で倒壊しています。このため現在の門は、鎌倉時代に東大寺を復興した重源上人が再建したものです。1199(正治元)年に上棟、1203(建仁三)年竣工。
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南大門は東大寺の正面玄関に当たります。
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この日もブラタモリらしい荒れた天気で、南大門には雨宿りをする鹿が集まっていました。
この南大門、鎌倉時代に運慶・快慶らがつくった二体の金剛力士像が出迎えます。
南大門はもともと奈良時代に建てられましたが、大部分が壊れてしまい、現在のものは鎌倉時代に再建されたものとのことです。
門の高さは25メートルを超えるといいます。
南大門の再建は過去二度あったそうです。
1180年 焼失
1195年 再建(鎌倉時代)
1567年 焼失
1709年 再建(江戸時代)
その修復の歴史を見ていこうというのが今回の趣旨です。
大仏殿
実は奈良の大仏は、戦国時代から江戸時代の中頃まで140年の間、野ざらしの状態だったそうです。
大仏殿が再建されたのは1709年の江戸時代に造られたものなのです。
大仏殿の高さは48メートル。
現在でも相当な大きさですが、創建時は間口が現在の1.5倍の大きさがあったというのですから驚きです。
大仏殿の瓦の枚数は全部で11万枚、瓦だけの重量で1500トンもあるのだとか。
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