ブラタモリ#10 奈良 6/27(3)ならまちに隠された元興寺の謎、高低差のある家

ブラタモリ2015年6月27日(土)第4シリーズ第10回。

#10 奈良 〜奈良発展の秘密は“段差”にあり?〜


興福寺を後にしたタモリさんはそこから南へと歩いていきます。

そこには碁盤の目のようになっている奈良町の中で珍しい行き止まり、クランクがありました。

なぜここだけこのような道になっているのでしょうか?



奈良町物語館に隠されている謎



タモリさんたちは突き当たりにある「奈良町物語館」の中に入って行きました。

ここはもともと酒屋だった建物だそうです。

そこの床に隠されていたのは、建物の基礎・礎石でした。


奈良時代、この辺り一帯は『元興寺』というお寺だったのです。

平城京が移った後、元興寺は衰退し、藤原氏に支援された興福寺が発展します。

そして元興寺の境内に、興福寺の関係者や興福寺に物を収める商人が住んだとされています。


「奈良町物語館」の中に残された基礎は、元興寺金堂の土台。

ここに道路を通すのを遠慮したため道が曲がっているのですね。


元興寺のお堂の一部は現在も街中に残っており、世界文化遺産『古都奈良の文化財』の一つに登録されています。




高低差のある家


「奈良町物語館」の周りは坂に囲まれています。

その坂道を味わいながらタモリさんたちは「吉野葛佐久良」というお店に入って行きました。


「吉野葛佐久良」


「吉野葛佐久良」の店内。築150年だそうです。

番組内ではこの家の中へ案内されていました(一般公開していません)。


この家は長屋のようになっていて、間口10メートルに対し、奥行き60メートル、高低差1.5メートルもあるのだそうです。


碁盤の目の土地を無駄なく使うために、傾斜を活かした奥に細長い家が造られたとのこと。


奈良の町の発展の歴史がよく分かりますね。




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posted by しょう at 14:14 | 奈良県

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