時の鐘を後にしたタモリさん一行は、再び一番街に戻り小江戸の街並みを眺めます。
通りのマンホールの蓋には火消しの纏(まとい)が描かれています。
そこから川越の街並みが出来た歴史の一端が見えてきます。
蔵造りの町並みができた理由
明治26年(1893年)川越大火によって一番街の建物は全て失われてしまいました。
その時に江戸・東京の大工・左官職人を呼んで造ったのが現在の街並み。
そういった理由で「小江戸」の街並みが現代に残ることになったんですね。
江戸黒
建物の特徴の一つは黒く塗られた壁。
これを「江戸黒」と言います。
タモリさんは「エログロと間違えそうだけど」ととんでもない発言をしていましたが(笑)
江戸時代の白い建物はお武家様の建物、商人はそれに敬意を払うため黒く塗ったとされています。
また、窓の外側に付いている分厚い観音扉を閉めると防火扉にもなる工夫がされています。
蛇腹状になった扉は、閉めると紙一枚も通さないほどピッタリ閉まるのだそうです。
江戸職人のこだわりがここにも感じられます。
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