切通し、鎌倉大仏を見て回ったタモリさんたちは、今度は江ノ電・江ノ島駅へ。
湘南の海から少し内陸に入った所に駅はあります。
すぐ近くには湘南モノレール・湘南江の島駅も立っています。
江ノ島電鉄(江ノ電)は、藤沢駅〜鎌倉駅間の10kmを結ぶ私鉄です。
年間乗客数はおよそ1600人にものぼり、その半数以上が観光客とのこと。
江ノ電は江戸時代の観光ルートにほぼ沿って走っているので、観光とは切っても切れない重要な交通インフラです。
江ノ電・江ノ島駅と江ノ電もなか
江ノ島駅に着いたタモリさんを出迎えたのは、江ノ電ファンクラブ初代会長・野口雅章さん。
スイーツ好きの、江ノ電を知り尽くしたスペシャリストとのこと。
彼が案内人となって江ノ電の世界を紹介してもらいました。
案内されたのは江ノ島駅の東側にある、「江ノ電もなか」などを販売しているお店『和菓子司 扇屋』。
このお店は本物の江ノ電の車両が店内と同化しており、売り場にはマスコン、屋根にはパンタグラフが付いているというたいへんユニークな和菓子店です。
このお店で使われている車両は江ノ電651号車。
東急多摩川線の車両を譲り受け600形としてデビュー。
昭和45年〜平成2年まで走っていた車両だそうです。