辰巳用水の水源を追う
兼六園から南東へ延びる県道10号線。
この左側の歩道脇に辰巳用水の水路が開渠となって続いています。
南東に向けて微妙な上り坂になっているんですね。
辰巳用水の取水場所となっている辰巳ダムの地図。
山の奥地にあるので車でないと行きづらい場所ですね。
県道207号線から辰巳ダム付近を眺めたところ。
県道から途中で脇道にはいらないとダムへは行けないようです。
辰巳ダム(たつみダム)は、石川県金沢市、二級河川・犀川本流中流部で現在建設が進められているダムである。
石川県が施工を行う県営ダムで、高さ51.0メートルの重力式コンクリートダム。1975年(昭和50年)より計画が進められているが当初は上水道目的などを有する多目的ダムとして計画されていた。だがその後の水需要の変化などにより計画が縮小され、現在は洪水調節目的に特化した穴あきダムとして、国庫の補助を受けて建設が進められている補助治水ダムである。このダム計画は歴史的建造物である辰巳用水取水口が水没するなど環境・文化面で大きな変化をもたらす計画だったため、環境保護団体や市民団体などが激しい反対運動を繰り広げてきた、計画発表から33年経過してようやく本体工事に着手している。日本の長期化ダム事業の一つである。
Wikipedia:辰巳ダム
辰巳ダムは2012年11月4日に竣工したかなり新しいダムですね。
ダム下にある辰巳用水取水口を保護するための対策がなされているそうです。